【施工】虎の巻!第六回 かし保険躯体検査 前後の工事の注意点・Ⅱ(柱と金物)

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柱の柱頭・柱脚の接合方法

柱の接合方法の選択根拠について

地震などの水平力を受ける時、筋かい端部や、耐力壁の両端の柱の柱頭・柱脚に大きな引き抜き力が発生します。そのため、この部分の接合方法は、規定の仕様を用いるか、計算による検討が必要です。接合方法は以下の3つの方法から選択します。告示の仕様規定は計算が不要で、最も簡単な方法です。N 値計算法や許容応力度計算法は設計した住宅に見合う接合方法を選択することができます。

柱の引き抜きイメージ
【接合方法の選択根拠】
  • 告示仕様規定:
    平成12年建設省告示第1460号に定められた仕様を選択する方法
  • N値計算法:
    以下3項目からなる式で導く方法
    1. 柱の両側の壁の壁倍率の差
    2. 床や床などの周辺部材の押さえ効果を表す係数
    3. 鉛直荷重の押さえ効果を表す係数
  • 許容応力度計算法:
    「荷重」に対する建築物の安全性において、建築物全体や個々の部材が安全か危険かを判断する根拠となる計算を行う方法

告示仕様規定(平成12年建設省告示第1460号抜粋)

告示仕様規定(平成12年建設省告示第1460号抜粋
柱の出隅平部の組み合わせ解説図