【施工】虎の巻!第五回 かし保険躯体検査 前後の工事の注意点・Ⅰ

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かし保険躯体検査時 前後の工事の注意点について、
今回は土台まわりについて確認していきましょう。

土台まわりのチェックポイント

土台とは

基礎工事が完了すると、次の工程は土台敷きです。
土台とは、基礎コンクリートの上に水平に固定される角材のことで、アンカーボルト等によって固定されます。土台には耐力壁が負担する水平力を基礎へ伝達する役割があり、下部に基礎がなかったり、位置がずれていると構造全体に負荷がかかってしまいます。
施工中のタイミングでのかし保険検査はありませんが、自主検査として作業は慎重に進めていきましょう。

土台施工上の注意点…建築基準法施行令条文第42条

木造建築の場合、構造耐力上主要な部分である柱で最下階の部分に使用するものの下部には、原則として土台を設けなければなりません(ただし、当該柱を基礎に緊結した場合又は平家建ての建築物で足固めを使用した場合を除く。地盤が軟弱な区域として特定行政庁が国土交通大臣の定める基準に基づいて規則で指定する区域内においては、当該柱を基礎に緊結した場合に限る)
また、土台は基礎に緊結しなければなりません(ただし、前項ただし書の規定によって指定した区域外における平家建ての建築物で延べ面積が五十平方メートル以内のものを除く)

土台の設置状況図

土台の寸法について

かし保険では土台の断面寸法の規定はありませんが、住宅金融支援機構 公共建築工事標準仕様書によると柱の小径以上の断面寸法が必要とされ、柱と同じ寸法以上かつ105mm×105mm以上とし120mm×120mmが標準とされています。
通柱、管柱が120mm×120mmでしたら、土台も同じ寸法で120mm×120mmが一般的です。

土台の寸法

◆ 検査項目:「土台の設置状況」にて不適合になる施工状況

柱直下の土台下部に基礎がない アンカーボルトおよび基礎と土台がずれている
土台まわりのチェックポイント①
  • 柱の下に土台はあるか 土台は基礎に緊結しているか