なるほど!こんな使い方もあるね! リフォームかし保険の活用方法について

リフォームイメージ写真リフォームかし保険

既存住宅の改修工事(リフォーム工事)を対象とする瑕疵保険のひとつに、リフォームかし保険がありますが、今回はリフォームかし保険の一味違う活用方法等について説明します。

リフォームかし保険の概要

リフォームかし保険は、既存住宅のリフォーム工事を対象とする瑕疵保険ですが、全てのリフォーム工事を対象とするわけではありません。大規模共同住宅のリフォーム工事でリフォームかし保険の対象となるのは、住戸内のインフィルリフォームに限られ、一部の例外を除いて共用部分の工事は対象となりません。

【リフォームかし保険における共同住宅の整理】
◯ 小規模共同住宅:階数が3以下で延べ床面積が500㎡未満の住宅
◯ 大規模共同住宅:上記に該当しない共同住宅
【大規模共同住宅の共用部分のリフォーム工事の取扱い】
大規模修繕工事や耐震補強工事などの大規模共同住宅の共用部分の工事のうち、構造躯体部分を対象とするものは大規模修繕かし保険の対象となります。

そのほか、保険金額や保険期間など、リフォームかし保険の基本的な内容は以下のとおりです。

【リフォームかし保険の概要】
◯ 被保険者
リフォーム工事の請負人(保険を利用するためには事業者としての登録が必要)
◯ 保険の対象となる住宅
人の居住実績のある住宅
◯ 担保内容
施工不良等に起因して、工事の実施部分に次の事由が発生した場合が保険事故となり、保険金の支払対象となります。

担保内容

◯ 保険金額
100万円から100万円単位で、被保険者が選択した額(上限1,000万円)
◯ 免責金額
最低10万円(損害額が50万円を超える場合はその20%)

リフォームかし保険利用に向く工事、向かない工事

一言でリフォーム工事といっても、工事の種類や内容は多岐にわたります。しかし、クロスの貼り換えやシステムキッチン等の住宅設備機器の取り換えだけなどの軽微な工事は、保険を付けても保証の内容について、もともとのアフターサービスから上乗せができるわけではなく、不具合発生時の修補費用も少額に収まることが多く、わざわざ保険を付ける必要性に乏しい工事と言えます。

そもそもリフォームかし保険の保険料水準は構造・防水リスクを含む比較的大がかりなリフォーム工事を前提にしており、保険金支払時には最低でも10万円の免責が適用されます。保険料や手続き負担面と事故発生時の対応費用の両面で考えても、単独の設備リフォームやインフィルリフォームについてはあまりマッチしたものとはなっていません。

一方で、基本構造部分をいじるような大がかりな工事を行う場合や、瑕疵保険を利用した長期保証をうたうことでリフォーム工事に付加価値を与えられるような場合は、リスク対応や商品価値の向上といった面でリフォームかし保険は有用なものとなります。

住宅をフルスケルトンにするような大がかりな改築工事や屋根や外壁の葺替え・張替えを伴うような工事はもちろんリフォームかし保険にマッチした工事に該当します。まとめるとリフォームかし保険は大がかりなリフォーム工事に有効な保険と言えるでしょう。

一般リフォームかし保険(ハウスジーメンホームページ)

大規模修繕かし保険(ハウスジーメンホームページ)

続いてリフォーム工事の目的等に応じたリフォームかし保険の活用例をご案内します。